リフォームコラム

介助・介護が必要になっても暮らしやすい家へ
バリアフリーリノベーションで考えたいこと

年齢を重ねたり、ご家族の介助・介護が必要になったりすると、今まで普通に使えていた住まいに不便を感じることがあります。

たとえば、トイレやお風呂の段差、廊下の移動、洗濯や掃除の負担、家族が集まるリビングの使い方など。 小さな不便でも、毎日のことになると大きな負担につながります。

この記事では、介助・介護を見据えたバリアフリーリノベーションで考えたいポイントと、実際のお客様事例をご紹介します。

バリアフリーリノベーション後の明るいリビング
家族みんなが使いやすい住まいを考えることが、バリアフリーリノベーションの第一歩です。

この記事で分かること

  • 介助・介護を見据えた住まいで見直したい場所
  • バリアフリーリノベーションで考えたい動線
  • リハビリスペースを住まいに取り入れる考え方
  • 実際のお客様事例を見るときのポイント

介助・介護で住まいの不便が見えてくる

介助や介護が必要になると、住まいの中で今まで気にならなかった部分が使いにくく感じられることがあります。

特に水まわりや玄関、廊下、寝室からトイレまでの移動などは、毎日の生活に直結するため、早めに見直しておきたい場所です。

  • トイレや浴室に段差がある
  • 廊下や出入口が狭く、移動しにくい
  • 必要な場所に手すりがない
  • 洗濯物が増え、家事の負担が大きい
  • 家族や訪問リハビリのためのスペースが足りない

こうした不便は、設備を新しくするだけでは解決しにくい場合があります。 大切なのは、家の中でどのように動くか、どこで過ごす時間が長いかを考えることです。

バリアフリーは「段差をなくす」だけではありません

バリアフリーリフォームというと、段差解消や手すりの設置を思い浮かべる方が多いかもしれません。 もちろんそれも大切ですが、実際にはそれだけではありません。

介助する方、介助される方、そして一緒に暮らすご家族全員が、無理なく生活できる動線を整えることが重要です。

見直したいポイント

  • 寝室からトイレ・洗面・浴室までの移動
  • 車いすや歩行補助具を使う場合の通路幅
  • 転倒しにくい床材や段差の少ない出入口
  • 介助する人が一緒に動ける広さ
  • 洗濯・掃除・片付けなど家事のしやすさ
段差解消や手すりを取り入れたバリアフリーリフォーム

リビングをリハビリスペースとして考える

介助・介護を考える住まいでは、リビングの役割も大きく変わります。

家族が集まる場所としてだけでなく、訪問リハビリを受けたり、体を動かしたり、会話を楽しんだりする場所としても使えるようにすると、日々の暮らしに前向きな時間が生まれます。

そのためには、家具の配置、通路の広さ、手すりの位置、外からの光の入り方なども含めて考えることが大切です。

水まわりは「安全」と「掃除のしやすさ」を両立

トイレや浴室、洗面所は、介助・介護の中でも使用頻度が高い場所です。 使いやすさだけでなく、掃除のしやすさも大切なポイントになります。

浴室

段差を少なくし、出入りしやすい浴室にすることで、入浴時の不安を減らしやすくなります。

トイレ

広さや手すりの位置を考えることで、本人も介助する家族も使いやすい空間になります。

洗面・洗濯まわり

洗面台の位置や洗濯動線を整えることで、日々の家事負担を軽くしやすくなります。

施工前後で見ると、暮らしの変化が分かりやすい

バリアフリーリノベーションは、完成後の写真だけでなく、施工前と比べて見ることで「どこが暮らしやすくなったのか」が分かりやすくなります。

バリアフリーリノベーション施工前

施工前

バリアフリーリノベーション施工後

施工後

実際のお客様事例もご覧ください

今回ご紹介した考え方に近い事例として、呉市で行った「リハビリスペースのあるバリアフリーフルリノベーション」があります。

築年数を重ねた住まいを、ご家族の介助・介護に合わせて見直し、リビング、キッチン、浴室、トイレ、洗面、玄関まわりまで暮らしやすく整えた事例です。

呉市のバリアフリーフルリノベーション事例

お客様事例

【呉市】リハビリスペースのある
バリアフリーフルリノベーション

介助・介護が必要になったご家族のために、1階全体を暮らしやすくリノベーションした事例です。 リハビリスペース、バリアフリーの水まわり、家事負担を減らす設備など、具体的な工夫をご覧いただけます。

相談前に整理しておきたいこと

バリアフリーリノベーションを考えるときは、最初から細かい仕様まで決める必要はありません。 まずは、今の暮らしで困っていることを整理しておくと相談しやすくなります。

  • 家の中で移動しにくい場所
  • トイレ・浴室・洗面で不安に感じること
  • 介助する人が負担に感じていること
  • 訪問リハビリや家族の集まりに使いたい場所
  • 今後も長く住み続けたいかどうか

「今すぐ工事するか分からない」という段階でも、住まいの悩みを整理するだけで、必要なリフォームの方向性が見えやすくなります。

よくある質問

Q. バリアフリーリフォームは段差解消だけですか?

A. いいえ。段差解消だけでなく、手すり、通路幅、水まわりの使いやすさ、介助しやすい動線、家事負担の軽減なども含めて考えます。

Q. 介護が必要になってからでも相談できますか?

A. はい。現在のお困りごとをもとに、どの場所を優先して見直すべきか一緒に整理できます。

Q. 家全体ではなく、1階だけのリノベーションもできますか?

A. はい。生活の中心となる1階を中心に、寝室・トイレ・浴室・洗面・リビングなどを見直す方法もあります。

まとめ

介助・介護を見据えたリノベーションでは、段差をなくすだけでなく、家族みんなが無理なく暮らせる動線を考えることが大切です。

トイレ、浴室、洗面、玄関、リビングなど、毎日使う場所を見直すことで、本人だけでなく介助する家族の負担も減らしやすくなります。

実際のお客様事例を見ると、どのような工夫ができるのか具体的にイメージしやすくなります。

バリアフリーリノベーションのご相談はこちら

ご家族の介助・介護、将来を見据えた住まいの見直し、1階中心のリノベーションなど、現在のお悩みに合わせてご相談いただけます。

「何から相談すればいいか分からない」という段階でも大丈夫です。 まずは、今の暮らしで不便に感じていることからお聞かせください。