
なぜ中古マンションをリフォームするのか?
■ 中古マンションをリフォームすることのメリット
近年、中古マンションを購入して自分好みにリフォームする方が増えています。人気の理由は主に3つあります。
1.新築よりコストを抑えて理想の空間を実現
中古物件は新築に比べて価格が抑えられているため、その分をリフォーム費用に回せます。注文住宅などよりも安く、理想の空間を手に入れられるのが一番のメリットです。
2.立地の選択肢が広がる
中古マンションは駅近や人気エリアにも多く、希望エリアで暮らしたい方にも向いています。
3.ライフスタイルに合わせた間取り変更が可能
家族構成や働き方に合わせて、配管の位置などでできる・できないはありますが、間取り・内装・設備を設定できます。自分なりに使いやすい間取りを選ぶことができるので、新築の間取りがあまり合わないと感じておられる方にもおすすめです。
中古マンションリフォームの費用目安

リフォームの規模や内容によって費用は異なりますが、おおよその目安は下記のイメージです。
リフォームの内容 | 費用相場(税抜) | 工期の目安 |
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表層リフォーム(壁紙・床など) | 約50万~150万円 | 約1週間~2週間 |
部分リフォーム(キッチン・水回りなど) | 約100万~300万円 | 約2週間~1か月 |
フルリノベーション(間取り変更含む) | 約400万~800万円以上 | 約1か月~2か月以上 |
※マンションの規模や設備グレード、構造(RC造・壁式構造)によって費用は変動します。
リフォームの主な内容と注意点
マンションのリフォーム内容によるをする際に注意しておきたいポイントは下記の通りです。
■間取り変更
工事:壁を抜いてLDKを広くしたり、個室や収納を増やしたりと自由度が高いのが特徴。中古マンションを購入時によくご依頼いただきます。
注意:注意:壁式構造の場合は一部の壁を撤去できないことも。しっかりとした建築のプロに判断してもらいましょう。
■水回り設備の交換
工事:キッチン・浴室・トイレ・洗面台の古い設備の一新を行います。既存の間取りに満足されている場合はこちらがおすすめ。
注意:給排水管の劣化や配管ルートの制限により、追加費用が発生する場合も。これも現地調査の際に判断してもらいましょう。
リフォーム成功のためのチェックポイント

■ 中古マンション購入前の建物チェック
築年数だけでなく、管理状況や修繕履歴の確認を。構造によってリフォームの自由度が変わります。購入時には下記の内容をしっかりと確認しておきましょう。
☑築年数
☑修繕履歴・管理状況・管理規約(施工制限)
☑構造(図面があるかないかも確認しておきましょう!)
■ 事前にリフォーム会社へ相談
建物チェックで聞いた内容を踏まえて事前に相談しておきましょう。管理組合の規約・騒音・工事時間帯などによって工期なども変わってきます。
また、図面がない場合は、現地調査を元に施工可能な範囲を見極める必要がありますので事前の現地調査前に伝えておきましょう。
中古マンションリフォーム事例紹介
1.築30年のマンションをフルリノベーション

➤予算:533万円/ 工期:30日間
➤3LDKを2LDKにしてリビングを広く設けた事例。ドアを引き戸に変えた場所もあり、動線がとりやすくなりました。
2.浴室の取替と、内装リフォームのみ実施

➤予算:385万円/ 工期:17日間
➤お風呂を新しくし、リビングは床壁天井内装・カーテンまで全部新しくした事例。ホーローマグネットボードなど、工夫がいっぱいの事例です。
まとめ:中古マンションリフォームについて
いかがだったでしょうか?
中古マンションのリフォームは、立地の良さとコストパフォーマンスを兼ね備えているのが魅力です。自分らしい暮らしを実現するために、リフォームの計画段階から信頼できる施工会社と連携していきましょう!
まずは物件購入前に「そのマンションで希望のリフォームができるか?」をプロに相談しながら進めていきましょう。設備更新だけでなく、間取りや収納までトータルに見直すことで、暮らしやすく快適な住まいが手に入ります。