縁側をリビングと続けた空間にした事例

縁側を取り込むメリット

年々猛暑化する昨今。断熱のできない縁側はほとんど使われていないというお声も。

そんな縁側を室内としてリビングに取り込む工事が注目を集めています。室内にすることで部屋全体が広く感じられるようになり、家族やゲストとの交流がしやすくなります。

上の事例では、リビングとの間の壁は撤去しませんでしたが、お客様の多い時には建具を開けて交流をできる空間となりました。

リフォームのステップ

1. プランニングとデザイン

リフォームを行う際は、最初に、縁側を取り込んだ後のリビングのデザインを計画します。

どのような用途にするか、どのくらいのスペースを確保するかを明確にしましょう。

家具の配置や照明計画も考慮し、理想的なリビング空間をイメージします。

2. 構造の確認と補強

縁側をリビングに取り込む際には、家の構造を確認し、必要な補強を行います。

特に古い家屋の場合、床や壁の強度を確認し、必要に応じて補強材を追加することが必要です。

また、寒さや暑さの対策には断熱材の追加も検討しましょう​。

3. 床材と壁材の選定

リビングの床材と壁材を選定します。床材には、耐久性が高くメンテナンスが容易な素材を選ぶことが重要です。例えば、フローリングやフロアタイルなどが適しています。

壁材には、断熱性能の高い素材を使用し、エネルギー効率を高めましょう。

4. 照明と配線の設置

リビングの照明計画を立て、適切な位置に照明を設置します。

また、電気配線の見直しも行い、コンセントやスイッチの位置も使いやすく計画しましょう。

自然光を最大限に活用するために、大きな窓やガラスドアを採用されることも。暮らし方に合ったプランを作り上げることがリフォーム成功の秘訣です。

5. エネルギー効率の向上

エネルギー効率を高めるために、断熱性能の高い窓やドアを選びます。

また、床暖房やエアコンの効率的な配置も重要です。

リフォームの際には、省エネ性能を向上させるための補助金制度の利用も検討すると良いでしょう​。

まとめ

縁側を取り込んで広々としたリビングを作るリフォームは、家全体の雰囲気を一新できるので人気です。

適切な計画と施工を行うことで、家族全員が満足できる理想的なリビングを手に入れることができます。