現地調査の重要性

1.正確な見積もりを出すために必要
現地調査で正確な採寸や現状確認をすることで、見積が正確になり、実際に工事にかかった際に追加費用をいただく…ということが少なくなります。また、リフォームに必要な工程もより正確なものが出るようになります。予定外の出費を防ぐため、しっかりとした現地調査を行う業者の選定が大切です。
2.問題点の把握と解決策の提案に役立つ
現地調査は、現状の問題点を把握し、それに対する解決策を提案する場でもあります。
例えば、水回りのリフォームでは現地調査の際に配管の状態を確認し、必要に応じて交換や修理をご提案させていただきます。
また、お客様のリフォームに対する要望(掃除のしやすさ、安全性優先、こういう風に変えたい)を直接ヒアリングすることで、よりお客様の生活にあった商品をご提案させていただくことができます。
現地調査の流れ
1. ご訪問とご挨拶

現地調査の手順は会社によって異なりますのでユニオンでの手順をご紹介させていただきます。
まず調査スタッフがご訪問し、ご挨拶させていただきます。必要に応じて会社案内や事例集などをお渡しし、どういう会社でどのような工事を行っているのか、簡単にご紹介させていただきます。
初めてのお客様にも安心してお任せいただくため、ぜひ目を通していただけますと幸いです。
2. ヒアリング
お客様の要望を詳しくヒアリングします。
リフォームの目的や希望するデザイン、予算、現在困っていることや譲れないこだわりなどを確認します。
3. 採寸・写真撮影
リフォーム箇所の正確な採寸と写真撮影を行います。天井裏などの確認もさせていただくため、点検口を開けさせていただくようになります。
規格寸法の商品はどれが入るか、また、オーダー寸法の商品でないと入らないかなど、きちんとご提案するために30分から1時間程度かけて採寸をさせていただきます。
4. 配管や電気配線の確認
特に水回りやキッチンのリフォームでは、給排水管や電気配線の確認が重要です。天井裏や床下、キッチンや洗面の扉の中の排水の位置などを確認させていただきます。
商品によっては排水や給水の位置を動かさなければならない商品もありますので、きちんと状態を確認させていただきます。
5. 共用部の確認
マンションの場合、共用部の確認もさせていただきます。
エントランスや廊下がリフォームに支障をきたさないか、養生の長さなどをチェックします。マンションの工事規定などをお伺いさせていただきますので、お持ちの資料等ご用意いただきますとスムーズです。
6. お見積りの作成
現地調査の結果をもとに、お見積りを作成します。
お風呂やキッチンなどの水回り工事の場合、通常1週間-10日程度、フルリノベーションでしたら2週間程度でお出しさせていただきます。
現地調査の時のポイント

1.用意しておくもの
- 家を建てられた際の図面:ご用意いただくとスムーズになります。ない場合はしっかりと手で採寸をさせていただきます!
- 点検口:開く際に干渉するものはこちらで避けさせていただきますが、スタッフに見られたくないものなどがございましたら事前に避けていただけますと幸いです。
- マンションの場合管理規約:工事の規定などをお伺いいたしますのでご用意をお願いいたします。見つからない場合は管理組合へ問い合わせを。
2.現地調査の費用
基本的には無料の会社がほとんどです。ユニオンでも現地調査からお見積までは無料で行っておりますのでご安心ください。
3.現地調査の際に聞いておくべきこと
- 希望工期までに終わりそうか:希望の工期がある場合はそれまでに終わりそうか確認をしておくのがおすすめです。急がなければならない場合、間に合わせるためのスケジュールも提示いたします。
- 希望の商品が決まっている場合、その商品の取り扱いはあるか:業者によっては取り扱いのないメーカーも。ご希望がある場合は事前に確認をしましょう。
- 住みながらの工事か、仮住まいを探す予定か:工事のボリュームによっては仮住まいが必要な場合も。希望を伝えましょう。
- 次回のアポイント:次回見積を受け取る日を事前に決めておくと先がスムーズです。
- 変更項目など連絡を取る際の連絡方法:電話以外のツールの方が使いやすい場合、メールや公式LINEなどを聞いておくとスムーズなやり取りができるのでオススメです。
まとめ
リフォームの規模や予算、工期などを把握するためにはきちんとした現地調査は欠かせません。
正確な採寸や写真撮影、配管や電気配線の確認を丁寧に行い、お客様の要望をしっかりとヒアリングさせていただけるよう、ユニオンでも力を入れて進めております。
しっかりお時間をかけて行いたいため、現地調査のお約束はぜひお時間にゆとりのあるタイミングでご依頼いただきますと幸いです。