
無垢材の床リフォームのメリット
自然な風合いと高いデザイン性
無垢材は天然の木材をそのまま使用しているため、独特の風合いや木目を楽しむことができます。
年月とともに味わいが深まり、経年変化を楽しむこともできます。
高い断熱性
無垢材は木材が持つ自然の断熱効果で断熱性が高く、冬場でも床が冷えにくいというメリットがあります。
健康に良い影響
無垢材は化学物質を含まないため、シックハウス症候群のリスクを低減することができます。
無垢材の床リフォームのデメリット

傷がつきやすい
無垢材は表面が集成材などと比べて柔らかいため、家具の移動や物を落とした際などに傷がつきやすいです。
また、表面に傷がつくと目立ちやすくなるため、日常的なメンテナンスが必要です。
膨張・収縮が発生
無垢材は湿度や温度の変化により膨張や収縮が発生します。
そのため、季節によっては床が反ったり隙間ができたりすることがあります。
特に、エアコンや暖房の使用で乾燥が進む冬場は注意が必要です。
費用が高い
無垢材の床リフォームは、材料費や施工費が比較的高くなります。
特に、高品質な木材を使用する場合はコストがかかるため、予算をしっかりと計画することが重要です。
無垢材の床リフォームの費用相場
無垢材の床リフォームにかかる費用は、使用する木材の種類や施工方法によって異なります。以下は一般的な費用相場です。
材料費
- オーク(ナラ): 約8,000円〜11,000円/㎡
- パイン(マツ): 約7,000円〜11,000円/㎡
- ヒノキ: 約8,000円/㎡
- スギ: 約6,000円/㎡
施工費
- 張り替え工法: 約10,000円〜18,000円/㎡
- 上張り・重ね張り工法: 約8,000円〜16,000円/㎡
施工方法としては、既存の床材を取り外して新たに張り替える「張り替え」と、既存の床材の上に新しい床材を重ねて張る「重ね張り」があります。
一般的に重ね張りの方がコストを抑えられますが、下地の状態や現状段差がない場合に段差ができてしまうので現在の状態によって適切な方法を選ぶ必要があります。
まとめ
無垢材の床リフォームは、その自然な風合いや高い断熱性、健康に良い影響など、多くのメリットがあります。
一方で、傷がつきやすい、膨張・収縮が発生しやすい、高価であるといったデメリットも存在します。
リフォームを検討する際には、これらの特性をよく理解し、お部屋の使い方や使い勝手に応じて材料の選定を行っていきましょう!
ユニオンリフォームでも無垢材、集成材、ビニルタイルなど、お部屋の使い勝手に合わせてお見積時にご提案させていただいております!悩まれる際はぜひご相談ください!